コロナでみなと祭りも中止 市民の健康最優先にし
8月1、2日の開催を予定していた第60回稚内みなと南極まつりの中止が決定した。
1日開かれた実行委員会(小林俊夫実行委員長)に出席した川野副市長、表教育長、中場観光協会長、瀧町内会連協会長、中陳観光物産協会長、達商工会議所専務理事、全員の総意として「新型コロナウイルス感染症拡大防止と大勢の来場者への感染リスクを払拭できない」として、一部で可否論があった大花火大会共々中止するに至った。
小林委員長(商工会議所副会頭)は「コロナ禍という時勢にはあるが、節目の60年でもあり開催し稚内全体を盛り上げようという意見もありました。しかし、如何せん何か問題があれば大変な事態になり国の指針もあり取り止めることにしました」と断腸な思いでの決断になったことを吐露していた。
祭りが中止されるのは初めてのこと。