時の話題 「4月も散々」
4月もきょう含めあと3日になった。あっという間の1カ月で小欄含めコロナ関連の記事が大半を占めた。正に弥生3月を凌ぐ散々な卯月4月であった。
「風が強過ぎてウイルスが飛んで行くのよ」などとうそぶいていたが、宗谷管内でも札幌のがんセンターに入院していた2人が院内感染し、先週金曜の24日以降は連日3人の感染者が出てしまった。
3人目は利尻富士町の70代男性で同じくがんセンター入院し退院後自宅に帰り感染していることが判明。濃厚接触者の2人も感染してしまった。
後からの3人のうち2人は市立稚内病院に入院しており快癒を祈っているが何せ未知のウイルスである、どうか市病のドクター、ナースが感染すること無きよう願っている。
今月7日、東京など7都府県、同16日に北海道始め40道府県に緊急事態宣言が発令されて以降、東京は一日の感染者が200人を超え警戒レベルに達したものの、猛威も下火(一時的かも知れないが)に向いつつあるようで、北海道も40人超えし黄から赤信号が点滅するも週末の感染者は減り束の間の安息日とはなった。
ただし稚内は島の感染者とはいえ市病に入院していることから市民はピリピリし、病院には相当数の電話が入っているようだ。
医療スタッフが懸命に治療する中、危惧するのはいいが過度にならぬよう自らの感染リスクを減じるようマスク着用はじめ手洗い、うがい、そして手袋をするようにし〝3密〟を避けるなど自分が出来る予防をそれこそ粛々として行っていくことが肝要になる。