自粛にも拘らず観光客の姿 札幌などからキャンピングカーなどで来市
新型コロナウイルスの感染拡大による国の緊急事態宣言で不要不急の外出自粛が求められている中、稚内にも少ないとはいえ感染者が多い地域から観光客らが訪れている。
25日午前中、道の駅わっかないやノシャップの恵山泊漁港公園、稚内公園などの駐車場には道内の札幌や北見、帯広、釧路、道外は相模、なにわ、習志野、豊田などの車が駐車。ワンボックスカーで車中泊している人もいたり、最近はキャンピングカーも目にする。
稚内に訪れた目的をドライバーに聞いてみると「仕事で稚内に来た」と話す人がいた一方、観光で稚内に来たと答えた人もいた。
札幌からドライブで訪れたという若い2人組は「札幌は遊べる店が閉まっている。地方だと人も少ないだろうと思い遊びに来ました」と話し、ノシャップ岬から次の目的地へ向かって行った。
地方から人が流れてくる事で感染リスクが高まり、道内外ナンバーを目にすることに市民から「いつもより少ないとはいえ観光客らしい人を見かけます。GWも更に人が多くなるかと心配です」と不安気に話していた。