変圧機など資材陸揚げ 送電網事業 GW明け豊富に陸送
稚内~中川町間の送電網事業関連の資材を積み稚内港に入港していたフィリピン船籍の貨物船(1万2991㌧)から変圧器などを陸揚げする作業が21日から始まった。
タイから資材を積載し末広埠頭に到着した全長124㍍ある貨物船からの陸揚げ作業は21日午前8時過ぎから船に搭載してあるクレーンを使って行われ、23日までに送電網事業で電力供給を安定化させるため豊富町に設置される蓄電池設備システムに併設される変電所用の変圧器や関連部品など740㌧を陸揚げする。
関係者によると、21日は先ず関連部品などを陸揚げし、22日に分解して船に積んである変圧器を船から下ろす作業に入る。陸揚げした変圧器などの資材は暫くの間、埠頭に保管し、GW明けに大型トレーラーで豊富まで運ぶ予定にしている。