快挙に沸く書道界 北雲書道教室 6人入賞し特待生にも

 北雲書道教室(福原北雲代表)に通う児童生徒が、毎日新聞社主催の富士山書き初め書道展と、国際書道協会主催の第51回全国学生書道展に入賞した。
 富士山書き初め書道展は全国小中学生から10万3000点余りの応募があり、推薦に輝いた伊川真季さん(稚高3年)は「入賞できるとは思っていなかったが賞を頂き嬉しい」、特選の細谷桃花さん(稚高1年)は「すごく嬉しかった。今後は高校生最高位の特待生の段位を目指し頑張ります」と話していた。
 全国学生書道展には5494点の応募があり、小学生3人と中学生1人が特選に輝き、松本璃音さん(潮見が丘中1年)は「特選に選ばれ嬉しい。もっと上達できるよう頑張りたい」、日野澤ちひろさん(潮見が丘小6年)は「字のバランスなどに気をつけ書いた作品が選ばれ嬉しい」、堀川文睦君(同5年)は「練習した甲斐がありました」と夫々が喜びを語った。
 同じく特選に輝いた3月の発表時点で南小5年だった吉野心海さんは市外に転校した。
 6人の快挙に指導者の福原さんは「皆んなレベルが高い。継続は力なりの心持で頑張ってほしい」とエールを送っていた。
 これとは別に日本書道評論社発行の「書の研究」で、北雲書道教室に通う伊川真季さん(稚高3年)が高校生で最高位の特待生、松本琉花さん(潮見が丘中3年)が毛筆、硬筆の準学生名人に合格した。
 高校2年生の時に最高難度の特待生を合格したとの報告を聞いていた伊川さんによると楷書と行書の古典2つの課題を提出。「字のバランスを揃えることを意識し、丁寧に書きました。特待生に合格できたので師範を目指し頑張りたい」と喜びと目標を語った。
 準学生名人に輝いた松本さんは毛筆「創立記念」、硬筆「新聞を読むと世界の情勢が分かる」を課題に、北雲書道教室で精励し願いを叶えた。
 「学生名人に一歩近付くことが出来ました。今後も努力を重ねていきたい」と笑顔で話していた。

賞状を手に松本(璃)、日野澤、堀川、細谷、伊川さん(左から)


特待生の伊川さん(右)と準学生名人の松本さん

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