邸内の消毒を徹底 旧瀬戸邸 再開向け職員汗流す
新型コロナウイルスの影響で臨時休館中の旧瀬戸邸は9日、邸内すべての部屋や展示品などの消毒作業を行った。
冬季観光で団体客のツアー行程に入っていた旧瀬戸邸だが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため今月1日から臨時休館に入っている。
休館明けの準備のため9日はスタッフ全員が出勤し、邸内の至る所を消毒。来館者が通る廊下や見学する茶室などのほか、人が触れる展示品などに消毒液を噴霧したあと布で入念に拭いていた。
臨時休館は15日までだが、スタッフは「道内での感染者が増え、16日以降の再開は難しいかも知れない。いつでも開館できるようしっかりと準備をしていきたい」と作業していた。