時の話題 「きょう閏日」
とんだ閏日になったものだ。昨28日、感染者数が都道府県別(クルーズ船除き)で最多の62人にもなった道内感染を憂い知事が非常事態宣言を発表し、今週末の外出を出来る限り控えるよう要請した。前々日の小中学校臨時休校要請に続く発表に道内感染拡大が危惧されている。
幸いと言ったら適切ではないが、稚内では此処まで新型コロナウイルスの感染者は出ていないものの、卒業式・卒園式後の保護者の宴会中止の動きが拡大しており、市など主催のイベントが中止されるなど影響は多方面に広がっている。
由々しき事態だ。
工藤市長も開会した市議会で特別発言し、新型コロナに関し適切な情報発信をするので市民の冷静な対処を求めており、確かにマスクが足りないなど現状はあるが、トイレットペーパーなど無くなることは無いので冷静な対応が求められる。
昔から地球上ではペストやスペイン風邪、SARS(重症急性呼吸器症候群)、MERS(中東呼吸器症候群)などパンデミック(世界的流行)はあるも致死率が格段に高いエボラ出血熱と比べると致死率は微々たるといった状況なので、SNSで拡散するフェイク(うそ)情報に惑わされることなく対処してほしいものだ。
安倍総理、鈴木知事が腹くくり非常事態の対応を求めているのだから我々国民(道民)は「遅きに失した」とか「学校現場を理解してない」など批判するより総理らの号令一下コロナをやっつけようではないか。
臨時休校中の児童生徒はしっかり学習し次に備えること肝要だ。