食用花の出荷開始 ルァラル・コア 春向けの食材として
ノシャップのビニールハウスでマイクロリーフなどを栽培しているルァラル・コアで、春向けの食材として需要がある食用花〝エディブルフラワー〟の出荷が始まっている。
生産量が落ちる冬場に比べ最近はプラス気温となる日もあり、日照時間が増えたことで食用花の成長も早まり紫や黄色など色鮮やかさと香りが特徴でサラダなどの料理に重宝されているビオラなどの花を出荷している。
晴れた日が続いた時には数日で100輪前後のビオラが咲き、東京などのミシュラン常連のレストラン、帯広で創業100年を超える老舗の北海道ホテルなど道内外に広く出荷されている。
3月に入れば更に植物の成長が早まり、各地のホテル、レストランなどから相次ぐオーダーに応えていきたいという村上勇一社長(68)は「有名なホテルなどが注文してくれますので良い物を作り期待に応えたい」と花を摘み取っていた。