稚内の記録的少雪続く 1月末で平年比223センチ少なく
稚内地方は昨年11月からの累積降雪量が平年の半分にも満たない状況が続いている。
稚内地方気象台によると、昨年11月~1月末までの降雪量は平年より223㌢少ない163㌢と、過去10年間で最も少ない量となっている。
月別では11月22㌢(平年値53㌢)、12月90㌢(同160㌢)、1月51㌢(同173㌢)と、いずれも平年値を下回り、10㌢以上のまとまった雪が降ったのは12月の3回だけ。
雪が少ない要因として、日本付近で偏西風が平年に比べ北に蛇行するため寒気の南下が弱く冬型の気圧配置が続かず雪雲の発生が少なかったことをあげ、今後も同じような状況は続き日本海側は降雪量が少ない見通しだという。