けさ毛ガニ初水揚げ 稚内沖刺網漁 稚内漁協の10隻着業
28日、稚内沖毛ガニ刺し網漁の初水揚げがあった。シケが心配されることから、網入れした23日から6日目で水揚げされた毛ガニは2㌧と昨年並みに止まった。
稚内漁協の着業船10隻は午前5時、一斉に出漁し、午前8時半頃に帰港した。
28日午前11時過ぎ、稚内漁協市場では、トラックで運ばれてきた篭いっぱいの毛ガニを漁協職員が仕分けし計量をしていた。
市場に毛ガニを運んできた漁師は「漁の走りとしては大きさ、量ともにまずまず。小ぶりなカニもあるが今後に期待したい」と話していた。
稚内漁協の木村専務は、網入れしてから1週間以内に揚げるのは久しぶりだとし「漁の様子を見るには丁度よい頃合いでの水揚げ。今季も昨年並みの漁獲を期待したい」と話していた。
漁期は5月末。
「恵山泊漁港」
ノシャップの恵山泊漁港には午前9時過ぎに漁を終え帰港した船から毛ガニが入った篭がトラックに積み込まれた。
ノシャップ地区の漁師は「500㌘前後の良いサイズは多いが、数は少ない」と話していた。