時の話題 「気づき三段階」

 税理士組織の一つTKCが発行しているビジネスワンポイントニュースを見ると、気づきには客の「存在」「行動」「気持ち」の三つの段階があるのだという。
 「存在」は来訪者の存在に気づき笑顔で挨拶することとあり、「行動」はお客の望んでいることを先取りし対応し、「気持ち」はお客の立場に立って何をすると喜ばれるか想像力を働かせるという事だと説いている。
 気づきは、持って生まれた性質で備わっている人がいるでしょうし、幼少期の親の躾によって備わった人もいるでしょうが、社会に出て厳しさを知る事で備わる人が多いのでないでしょうか。
 社会人となり人としての生き方を学ぶ機会が格段に増えるからでです。
 家族の中での我儘は先ず幼稚園・保育園で自分一人でないことを学び、学校も小・中・高と学年が上がる度に集団生活には慣れてくる。己によって味方も敵も混在しいることを悟るのは社会に出てからであり一人前の大人に成長して行く。
 先日、電話した知人から「今の社会、どこかおかしいと思いませんか」と質問ならぬ日本全体を憂う声を聞いたので即座に「トップがおかしければ国民にも伝播する訳ですから日本全体がおかしくなって当然なのです」と答えた。
 森友・加計学園然り桜を見る会でも肝心な事を言わず参加者名簿を破棄したなどとの詭弁を弄する総理や官房長官など政府。政権は歴代一の長さになったが不作為も歴代一だ。
 国民の怒りにのたうつ日が来るだろうが、野党があれではね。

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