北宗谷連携し観光振興 地域DMO準備会開き最終案承認
観光地域づくりの舵取り役を担う地域連携DMO候補法人の登録を目指す準備会が20日、信金本店で開かれ、連携する6市町村長ら関係者40人余りが観光庁に申請する最終案を審議し承認された。
正式なDMO登録前の準備組織となる候補法人となるべく最終案を協議するため開かれた準備会では冒頭、地域連携DMO準備室長の中場稚内観光協会長が「候補法人の申請を速やかに行いたい」などと挨拶した。
続きわっかない観光活性化協議会会長の中田稚内商工会議所会頭が「北宗谷地域が連携したDMOは、将来の観光にとって重要な組織であり、観光で稼ぐ北宗谷になることを期待する」、稚内信金の増田理事長が「地域の観光産業というのは将来を大きく左右する重要なもので、北北海道が持つポテンシャルは世界に誇れる。地域資源を活かす中心になるDMOの運営に協力したい」と述べた。
「夢と花の浮島と個性豊かな自然で迎える〝きた・北海道〟」を地域のコンセプトに掲げた申請書は今月末まで観光庁に提出する。