港内にオロロン鳥 50代男性が北洋埠頭近くで撮影
市内の50代男性が、北洋埠頭岸壁近くの海上で羽を休めていた絶滅危惧種のウミガラス(オロロン鳥)を撮影した。
道内では羽幌町の天売島などで生息し背中が暗褐色で腹は白く、陸上で直立歩行する姿から〝北のペンギン〟とも呼ばれるウミガラスは、繁殖地のサハリンから越冬のため南下し、稚内にも稀に冬から春先にかけ飛来することがある。
1週間前の午前中、男性は北洋埠頭西側岸壁から20㍍先の海面にウミガラスを発見しカメラで撮影した。この時期は利礼航路のフェリーに乗船している時に沖でも見つけることがあり「迷い込んで港内に入ってきたのでしょう」と話していた。