「篆刻を普及したい」 山本さんが信金南支店で作品展
アマチュア書道家山本豊さん(66)の篆刻作品展が、14日から稚内信金南支店で開かれている。24日まで。
書の分野の一つで石や木に文字を彫る篆刻の普及と作品発表の場として開かれた作品展で、明治大学の書道研究部時代の作品やこの10年間で完成させた11点が展示されている。
「春夏秋冬」、「平安」など、専用の刀で繊細に彫った作品は来店客の目を惹いている。
紙に押印するまで作品の雰囲気が分からない緊張感が魅力という山本さんは「書の世界にも沢山の分野があることを多くの人に知ってほしい」と話していた。