宗谷線、航路に熱視線 武部代議士が本社来訪し抱負語る

 9日午前、武部新衆議が稚内プレス社を訪れ「国境のマチ稚内の整備に努めたい」と鉄路(宗谷線)維持は勿論、空路、港湾への熱い思いを開陳した。
 昨年10月の組閣関連人事で自民党副幹事長に就任し、更にはIR問題での自民党議員の失職を受け衆議院議運委理事、自民党国対副委員長に就任するという多忙な日々を送っている中、選挙(衆院選)があるやもしれずと新年早々から休む暇なく挨拶回りをしてきたという武部衆議は「補正と新年度予算を成立させ台風や豪雨被災地の復興をして行きたい」と開口一番述べ、政治家として「緊張感持ち誠実に遂行し、何かと誘惑の多い職業だが(善し悪しを)かぎ分けるのも政治家の能力の一つだ」とした。
 JR宗谷線に関しては「幹線であり安全保障の観点からも国境の町稚内につながる宗谷線は維持して行かねばならず、国交省も重々分かっている」とし、空港一括民営化に伴うローカル(地方)空港の整備はインバウンド(訪日外国人)対策としても航路同様欠かせないことを強調していた。
 日本とロシアとの交流人口を今の倍に増やそうという計画がある中、ロシアとヨーロッパの玄関口になるサハリンと指呼にある稚内の航路は地理的にも重要だとし稚内港整備と並行し航路再開を模索して行きたいとした。

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