活カニ買い負けし輸入減 稚内税関支署11月の稚内港貿易概況
稚内税関支署は、11月の稚内港外国貿易実績をまとめた。
輸出は31万円(前年同月対比81・4%減)輸入1億34万円(同2・7%増)の1億65万円。輸出は2カ月連続で減少し、輸入と輸出入総額ともに2カ月連続で増加した。
輸出はロシア向け冷凍スケソ2㌧(同全増)31万円(同)だけ。
輸入はタラバ35㌧(同34・2%減)4402万円(同56・1%減)と活ウニ48㌧(同71・2%増)5632万円(同82・8%増)だった。
活カニは需要が旺盛な中国や韓国で価格が高騰していることで稚内など日本の業者が買い負けし、輸入量は前年より少なかった。
外国船の入港はカニ船4隻、ウニ2隻など昨年同月より3隻少ない7隻。
累計は輸出4053万円(前年同期対比59・9%減)輸入11億1464万円(同23・6%増)の11億5517万円。前年と比べ15・2%の1億5241万円増えている。