時の話題 「重大ニュース(1)」
年末になるとメディアから10大ニュースが公表される。今年の1位は天皇陛下が即位し令和に改元、2位ラグビーW杯日本大会開幕日本8強、3位京都アニメーション放火、36人死亡、以下④消費税10%⑤東日本で台風大雨被害、死者相次ぐ⑥ノーベル化学賞に吉野彰氏⑦沖縄・首里城が焼失⑧ゴルフ・渋野日向子選手が全英女子優勝⑨マリナーズ・イチローが引退表明⑩徴用工問題で日韓関係悪化などとなっている(読売新聞読者が選ぶ)。
筆者はこの中で天皇陛下の生前退位・新天皇陛下御即位(令和に改元)、消費税10%に増税、日韓関係悪化に加え、桜を見る会での詭弁を弄する安部総理及び内閣と官僚の不遜極まる言動と東京五輪でのマラソン、競歩の札幌実施を挙げる。
人間は老い仕事を全う出来なくなるのだから天皇譲位は賢明な現上皇さまらしいと述べれば大変失礼な事になるが、我々国民から尊崇される御身としての決意に御称賛申し上げるものです。
5年ぶりの消費税増税は飲食料品に軽減税率を適用したのは評価されるも医療費・介護費、年金など社会保障によって行き詰まるのが確実な国家財政立て直しの一助として増税した筈なのに、増税による経済失速を懸念した大盤振舞には消費税増税容認派の筆者として看過できない対策であり、矢張り安倍内閣は10年先の日本を見据えていないとの失望感を持っている。
増税は諸刃の剣で当事者内閣は潰れてしまうのに安倍内閣は2回目の増税にも国民へのアメ忘れず微動だにしない。増税効果帳消しを平気でする。(続く)