時の話題 「地球温暖化対策」
びっくりしましたという程ではなかったが昨日未明、豊富の内陸部を震源とする地震があり、豊富で5弱、幌延で4、稚内でも震度2を観測した。
「天北堆」で書いたよう1時半頃、中途覚醒した筆者はテレビで地震を知ったが、妻は揺れたのを気付いたそうだ。夜中の、それも冬の自然災害は恐いものがある。
地震は別物だが、今地球温暖化対策の国際的枠組み「パリ協定」の来年1月からの発効を前に国連気候変動枠組み条約第25回締約国会議(COP25)がスペインのマドリードで開かれている。
米国のパリ協定脱退を受け温暖化対策の実行力が日本など各国に問われ16歳のスウェーデンの環境活動家グレタ・タゥンベリさんもマドリード入りし注目される中、日本代表として小泉環境大臣は自らが盛り込もうとした施策を政府から待ったをかけられたという。
11年の福島第一原発事故後、国内の原発再稼働が思うように進まない中、風力、太陽光発電は電力供給が安定せず、原発分含めどうしても石炭原料の火力発電に依拠しなければならないという日本の電力需給もあり踏み込んだ発言をしようとした小泉大臣に政府が他の思惑もあり待ったをかけたものと推察される。
常識外れというより経済だけ優先のトランプ大統領は別にし、日欧各国は温室効果ガス削減・排出ゼロに努力しなければならないのにお粗末この上ない話ではある。
台風とゲリラ豪雨、火山爆発、地震等々異常気象と自然災害がある地球。震度5程度の地震は善しとするか。