西浜などで17組43人 稚内市ちょこっと暮らし体験
市(地方創生課)は10月末までのちょっと暮らし移住体験の利用状況を集計。今年は昨年より5倍の体験者を数えた。
道内外からの移住者に繋げる取り組みとして、旧教員住宅を活用した下勇知や西浜の住宅、中央地区のまちなか住宅などで4月から受け付けた結果、10月末まで静岡、大阪、東京など道外の人を中心に事業を始め5年間で最多の17組43人を受け入れ、昨年(6組8人)を大きく上回った。
昨年は体験者ゼロだった下勇知の2棟は今年5組18人、西浜は7組13人(昨年4組6人)が体験した。1カ月間、西浜で体験した人からは「目の前に日本海と利尻山が見える景色が最高」「稚内の海の幸が美味しい」などと景色、食を絶賛していた。
昨年春から通年で体験できるよう開設したまちなか住宅は夏場の利用はあるものの、これまで冬場での体験はない。
市は「夏だけでなく冬の稚内の良さや魅力をしっかり伝え、移住に繋げていきたい」としている。