高校は人生の助走期間 市など主催 就職意識形成セミナー

 市、稚内地方職業訓練協会主催の就職意識形成セミナーが6日、市立図書館で開かれ、稚高と大谷高生が将来設計について考えた。
 高校1年生から働くことの意義を理解し職業意識を高めてもらおうとするセミナーには稚高、大谷高生72人が参加。コーディアル・スタッフの斉藤ただしさん(東京)と小嶋亜希子さん(札幌)を講師に、将来を考える上で必要な準備について話があった。
 高校や大学の在学中は長い人生の助走期間であり、自分の望んでいることを少しずつ探していく期間であるとし、自分自身がやりたいことや価値観など仕事に求める条件を考え「高校の間には興味、能力、価値観の3つの風船を、大きく膨らませて行くことで将来が変わって行きます」とのアドバイスに生徒たちは真剣に耳を傾けていた。

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