今年最多の荷物輸出 チャーター第3舟 玉ネギ、資材など50㌧

 稚内とサハリン州との間の物流拡大に向け稚内・コルサコフ定期航路利用促進協議会がチャーターした貨物船に7日、食品や建設資材など50㌧が積み込まれた。
 7月、10月に続く3回目の貨物船チャーター事業で、コルサコフ港を発ち7日午前8時過ぎ、稚内港国際旅客ターミナル前に到着したロシアの貨物船に、北友ストアーの北見産玉ネギ26㌧分や生ラーメンほか、道内外の食品、建築資材など今年最多の荷物が積み込まれた。
 稚内港から3年ぶりに玉ネギをサ州へ輸出する北友ストアーの吉川勝社長は「サハリンの人達は日本の食品、日用品に良い物が多いのは知っている。彼らが何を求めているのかをしっかり市場調査し欲しい物を集めれば荷物は増えていくだろう」と話していた。
 用船は天候を見て夕方までにコルサコフ港に向け出港する。
 チャーター事業4回目の次回は来年2月を予定している。

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