来年8月から高校生も医療費無料化 市議会一般質問 介護職の外国人雇用検討も
12月市議会は5日から一般質問に入り、鈴木利、中村、佐藤、千葉の4議員が質問に立った。
鈴木議員(公明党)から工藤市長が3期目の公約として掲げた3つのゼロについて、これまで中学生までを医療費ゼロにしていたのを高校生まで拡大させる今後のスケジュールなどを問われた市長は「条例改正、関係予算を次の定例会(3月議会)に提出し、議決されたのち関係者への周知、事務処理などを経て、来年8月から実施できるよう進めていきたい」と述べた。
特別養護老人ホーム待機者ゼロについての質問に、市長は市内3施設を合わせ134人の待機者がいることを挙げ、介護職員の確保に向け人材育成、外国人雇用を事業者と検討していくと共に、在宅医療を望むも将来の不安から施設に入居希望する人が多いことも待機者が減少しない一つの要因にもなっているとし、在宅で安心して最後まで暮らし続けることができる体制作りが必要で、地域で支え合う地域共生社会を目指し、待機者の解消に努めていきたいと答えた。