逆境に耐え得る人間育成 商工会議所青年部の馬淵監督講演会
稚内商工会議所青年部主催の明徳義塾高校野球部の馬淵史郎監督を講師に招いた講演会が23日、文化センターで開かれ、市内の野球少年らが戦術などの話を聴き参考にしていた。
参加者300人を前に今村仁泰会長が挨拶し、馬淵監督が「野球人生・戦術・育成論~をして未来へ伝える」と題し講話した。
野球に明け暮れた半生を振り返る中、平成4年、星稜高校の松井秀喜選手(のちの読売巨人軍、ヤンキース)に五打席連続敬遠を支持したことに触れ「松井君は別格だった。明徳義塾としても一試合目は絶対に勝ちたかった」と話し、その後、春夏通算51勝の成績を残した監督や選手のクセを見付ける観察力、選手の育成論について話し「野球を通して逆境に耐えられる人間を育てたい。やる気になったらできる夢じゃないということを伝えたい」と話していた。
このあと、野球少年から質問に馬淵監督が答える場面があった。