時の話題 「一国の総理とは」
安倍総理の言動をテレビで見ていると加山雄三が若い時分に出演した若大将シリーズでの何不自由ない生活してきた学生達の軽薄な様子を想起する。
筆者が大学生の頃、総理が通っていた大学があった吉祥寺方面にはよく出掛け、学生ら若者が街中に屯している光景を見掛けたものだった。
若者達は一見、誰しも青春を謳歌している風に見え(筆者もだが)、あれから40年経っても変わらないのが安倍さんではないだろうか―という思いがしている。
お友達が傍に居て何やらニヤニヤしていた姿が目に浮かぶというより今の実態があの日と変わらないように映る。筆者もだが人間として成長していないのだと思うことが多々ある。
と言えど一国の総理である。誰をもイコール国民を分け隔てなく遇しなければならず、それは政敵とて表面上は同じである。
全国紙などによると自民党総裁選でつば迫り合いを演じた石破茂元自民党幹事長には異常なほどのライバル心を持ち処遇しているやに書いてある。
森友・加計学園問題同様、知らぬ存ぜぬで桜を見る会問題を通り抜けようとする安倍さんは総理として丁寧な説明責任が求められており、野党はうやむやにしてはいけない。
嫌いな人を歯牙にもかけないのは権力を持った人がよくやることで、稚内でもかつて悪口を書かれた人がやってたものだった。
人間の力量を計るのに物差しなど要らぬ。普段の何気ない言動や所作でよく判る。
自らは棚に上げているので悪しからず。