御神像を初公開 北門神社が御鎮座120年記念誌刊行

 北門神社は、御鎮座120年を記念した「北門神社百二十年のあゆみ」を発刊した。3年の歳月をかけ完成した労作に8代目宮司の山本泰照さん(66)は「何も資料がない所からの作業で苦労したが、多くの人の協力でできました」と多くの市民の協力に感謝している。
 天明5年、宗谷大神宮として創建され、明治29年、現在地に社殿を移し名称も北門神社に変え平成28年に御鎮座120年を迎えたことを記念し制作されたA4判カラー印刷104㌻に亘り、神社の由緒と沿革、歴代神職、歴代総代・責任役員、宝物・奉納品などを写真などで紹介している。
 61㌻には本殿に奉納されている御神像「宇賀神弁財天座像」が写真で初公開され、ほかにも制作に当たって写真など資料を提供してくれた協力者、御鎮座120年に合わせて寄付奉納の企業、個人の名が紹介されている。
 北門神社としては初めての記念誌発行に山本宮司は「稚内の歴史に詳しい市民の方が写真提供など本当に多くの人の協力があって実現しました。ありがとうございます」と感謝していた。

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