大地震・津波備え 稚内市総合防犯訓練 350人参加し2年ぶり実施

簡易ベッドを組み立てる参加者

 

27日、大谷高グラウンドなどで大規模地震津波災害に備えた防災訓練が行われ、参加した市など関係機関や住民らが避難所設営、運営手順など確認した。
 サロベツ断層帯を震源とする地震に備え、稚内市地域防災計画に基づき、防災関係機関と住民が連携し2年に一回行われている訓練には今年、主催する市を始め稚内地方気象台大谷高、町内会など16団体から350人が参加した。
 グラウンドに集まった参加者を前に、工藤市長は「災害は必ず身近で起きるという意識を持ってほしい。自らの命は自らで守るという気持ちで訓練に臨んで頂きたい」と挨拶。続いて自衛隊、稚内署稚内消防署による傷病者のヘリコプターでの搬送訓練の実演が行われた。
 このあと、参加者たちは応急救護、患者搬送、防災機器の取り扱いなど実践し、体育館では室内テント、簡易ベッドの設営訓練を行い有事に備え知識を深めていた。

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