事故備え夜間訓練 稚内消防署 署員13人参加し実施
稚内消防署は25日夜、天北2号埠頭先の海で夜間潜水訓練を行い、昼とは違う水中での視界感覚をつかみながら有事の際の連携を確認した。
海での訓練は5月~12月まで行っているが夜間は毎年秋に1度だけ実施しており、潜水士ら13人が参加し1時間半ほど訓練した。
訓練の日の夜は気温が10度を上回る例年より暖かいコンディションながら寒々とした海中で冬場に人が海に落ちたことを想定し行われ、署員たちは水深4㍍ある水中でブイを起点にロープを持って円を描くように行方不明者を捜す円形捜索訓練と、発見したあとゴムボートに乗せ海から陸までの救助の流れも確認した。
28日夜には別の隊員が訓練を行う。