市内などから20人余人参加 北星大でオープンキャンパス

カーリング部をPRされブラシを手にする大谷高生

 稚内北星大学で20日午後、オープンキャンパスが行われ、高校生が様々な授業を体験し大学生活に触れた。
 経営危機による存続問題で例年より3カ月遅れて開催されたオープンキャンパスに参加した大谷高、稚高の市内2校はじめ豊富、美深からの高校3年生20人余りを前に、斉藤学長は大学の現在の状況について触れ「今の高校3年生の皆さんは卒業まで心配なく学生生活を送れることをお約束します。今の高校12年生の生徒を受け入れられるかは不確定ですが、存続できるよう知恵を絞っていきたい」と挨拶した。
 オリエンテーションで学部・学科の説明、学生が取り組んでいるゼミ活動、大学のカーリング部がサークル活動などを紹介したあと参加者はコンピューターグラフィック制作の授業などを体験した。
 来年春、稚内北星大学に進学を考えているという大谷高の男子生徒は「高校卒業後も稚内で学べるということで進学先にしました。このまま大学が稚内に残ってほしいと思います」と話していた。

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