望楼一部を初公開 赤れんが通信所一般開放
恵北の稚内赤れんが通信所が12日、一般開放され、今回初めてB棟の望楼内部が公開され、見学した市民らが歴史的建造物に見入っていた。
通信所の保存活動などをする稚内市歴史・まち研究所(富田伸司会長)が太陽財団から助成金の支援を受け、屋根など崩れた通信所B棟の外壁、望楼などの補修作業を終えたことから13日午後4時まで一般公開される。
平成18年に歴史・まち研究所が設立して以降、周辺での植樹活動や一般公開しており、今回初めて監視台として役割があったとされる望楼の公開に、市民は「80年前の建物を間近で見れるのは感動ものです」と話していた。