高齢化で健康寿命上げる 市主催の健康づくり講演会

 稚内市主催の健康づくり講演会が29日、保健福祉センターで開かれ、受講した市民は循環器医師から動脈硬化を予防するための運動療法などを教わった。
 参会した市民120人を前に、藤原生活福祉部長は「稚内市の65歳以上は32・5%と3人に1人が高齢者となっており、若い時から健康を意識した生活が健康寿命推進のためにも重要となっています」と挨拶。北大病院循環器内科の石森直樹特任准教授=写真=が「健康は〝血管〟から!~健康で若々しい血管を保つ秘訣!」と題し講演した。
 自立した生活ができる健康寿命は男性が72歳、女性74歳で、平均寿命は男性81歳、女性87歳でその間、要支援・介護を必要とする期間は男性9年、女性12年あり、高齢化を見据え健康寿命を上げることが重要とした石森医師は「高血圧、動脈硬化などの原因として生活習慣病があげられている。運動習慣や食生活を改善することが大切」などとアドバイスした。

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