商業地24年連続し下落 地価公示 人口減少、高齢化が影響

 道は20日、今年7月1日現在の道内の地価調査結果を発表した。
 宗谷総合振興局(地域政策課)によると、管内の基準点は35点(住宅地24、商業地9、工業地1)あり、前年に比べて住宅地2・3%、商業地3%、工業地2・4%いずれも下落。林地(枝幸町歌登辺毛内)は3年連続し変動がなく、10㌶当たり6000円。
 住宅地は20年、商業地は24年連続し下落している。
 人口減少、高齢化の進展によって住宅地などの需要が減っているため地価下落は続いている。
 稚内の地価(1平方㍍)次の通り。
 ▽住宅地 潮見4―2―6=1万5200円(前年対比1・9%下落)、港4―4―25=1万2000円(同2・4%下落)、緑5―10―12=1万円(同3・8%下落)▽商業地 大黒2―2―25=2万8300円(同5%下落)=写真=▽工業地 港5―3―14=1万2300円(同2・4%下落)。

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