時の話題 「改造内閣始動」

 安倍さんの再改造内閣がスタートした。目玉は小泉進次郎さんの初入閣(環境・原子力防災大臣)なのだろうが、〝在庫一掃〟とも揶揄される待機組と安倍さんに近い〝お友達〟の入閣が目を惹く。
 この中で皮肉な人選は文科大臣の萩生田光一氏(56)だろうか。四国の加計学園開学で開学は総理の意向であり、(決められている)開学に向け粛々と準備を進めて行かなければならないと忖度を指示した一人の萩生田氏がなるとは滑稽話のようだ。
 この人は大島衆院議長の勇退にも触れており、安倍さんの側近とはいえ、ふてぶてしい面構えの上に失言が目立つ。大臣となり余計なことを言わないか注視している。
 いずれにしても麻生さん(副総理)と菅さん(官房長官)が支える内閣となるのだろうから、ある意味安定していると言えるか。
 稚内では統一地方選を経て始動した工藤丸は副市長を替え数日前には表教育長の留任が決まり無難に帆を張っているように見える。
 日ロ定期航路の休止は残念だが、代替の船舶の問題が解決するまでは拙速な再開は禁物で、北星大学に関しては工藤さんが市長にある限り存続するようなので、残り3年でいかなる手を打つかが勝負となろう。
 稚内ゴルフ場の取得は功績に泥を塗った感あるものの、稚内を愛する市民の会の佐々木政美会長が提訴し裁判中であり成り行きと結審が注目される。
 新しい副市長に関しては声が大きい人に悪い人はいないと言うが、政治も経営も良い人では覚束ないこと申し添えよう。

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