稚内市と第一生命旭川支社が高齢者見守り協定結ぶ
稚内市と第一生命保険旭川支社は、高齢者の見守り活動に関する協定を締結した。
近年、高齢者らの孤立死や認知症の人が徘徊する事例が全国的に増えていることを受け保険外交員が高齢者世帯の異変など早期発見した場合、市へ連絡し通報を受けた市は対象者の安否確認など必要な措置を取るなどの内容で締結した。
9日午後、市役所で行われた締結式で工藤市長は「皆さんの協力を受けながら、高齢者の方が安全で安心して住み続けられる街の取り組みを進めていきたい」と述べ、第一生命の山田直樹支社長は「安全で豊かな暮らしと地域社会の発展に貢献していきたい」と話していた。
市(長寿あんしん課)によると、今回の締結で6社目となり、平成23年に初めて締結したのち高齢者など事故未然防止したケースは何件かあるという。