再会し友好深める サハリンクラブOB4人が里帰り

 稚内サハリンクラブ(今村光壹会長)と稚内商工会議所のロシア人研修生OBで構成される稚内クラブの交流が、9日から市内各所で行われている。
 会議所が招いているロシア人研修生OBの里帰り事業として10回目を迎えた今回は、ガリーナ(研修先=稚内信金)、リリア(石塚建設興業)、マレム(稚内副港サービス)、リュボヒさん(中央水産)の4人が来稚し、初日の9日、稚内副港市場内で歓迎会が開かれ、久しぶりの再開を喜んだ。
 10日、グランドホテルで今村会長はじめ石塚英資社長(石塚建設興業)、中田宏樹副社長(中田組)と研修生OB4人が出席したクラブ間交流が行われ、今村会長は「クラブが誕生してから21年が経ち、両国の経済環境は大きく変化しました。今後も研修を続けるため心を開いて意見を交わしたい」、稚内クラブからはガリーナさんが「長い間、皆さんが研修を受け入れてくれた事で様々な分野での新技術など学ぶことが出来ました。互いの友好を深めこれからもクラブ活動を継続していきましょう」と挨拶した。
 このあと、意見交換を行い昼食を共にし交流した。夜には送別会が行われる。 
 稚内クラブ一行は11日、札幌へ移動し、12日、新千歳空港から帰国の途に就く。

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