観光客人気の的に 北門神社が独自にマンホールに色付け

 北門神社の境内にあるカラーマンホールが参拝に訪れた観光客の人気を集めている。
 下水道事業のPRだけでなく景観の向上や観光振興に期待できるものとして、市が設置し管理するカラーマンホールは北防波堤ドーム公園横の市道と、ノシャップ寒流水族館裏の2カ所にあるだけだったが、昨年から多くのツアー客が立ち寄るようになった北門神社では、石段を上がって直ぐにある北防波堤ドームと南極犬「タロ」「ジロ」がデザインされたマンホールを今年春から独自にカラーにした。
 マンホール近くには以前、稚内公園に上がるためのロープウェイがあり、その時のゴンドラの名前が「タロ号」「ジロ号」で、ロープウェイなど稚内の歴史など知る観光客らがカラーになる前からマンホールを写真に撮るのを気にかけていたという山本宮司が市の許可を受け、カラー化したもので「観光客に喜んで頂いております」と話していた。
 カラーマンホールを目当てに全国を旅するマニアも多くおり、市が稚内のカラーマンホールを紹介するため平成29年4月から発行しているマンホールカードは、全国各地からこれまで3500枚分が受け取りに訪れているという。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です