時の話題 「宝くじ」
9月2日は「くじの日」。語呂合せなのだろうが、このほど稚内の宝くじ売り場で前後賞含め7億円の高額当選が出たようだ。
不特定多数の人達が購入する宝くじなので稚内市民とは限らないが、目出度いことではある。と、羨ましいことだ。
物の本によると宝くじの1等当選の確率は250万分の1だそうだ。この確率を知った途端、偶に購入していた宝くじを買うのを止めてしまった。20年以上前の話である。
そのような極めて低い当選割合ながら宝くじを買っていなければ権利はなく、今回の高額当選には「誰だろうね」「人生狂ってしまうね」「(当選者は)仕事などで何を言われようがニコニコしているだろうね」とマチの雀が噂する。
筆者のよう宝くじを購入しない人はその程度の羨望の域で止まるだろうが、実際購入している人は悔しい思いをしているだろう。同じ売り場なら尚更だ。
宝くじの売上金は日本国民にとって幸せな社会づくりなどに使途されており、くじを買うこと自体が日本と国民の幸福に寄与しているといっても当たっても当たらなくても「それはそれで」と納得する御仁はおるまい。
地方の小都市でも当たるということは何処にいてもチャンスはあるということであり、筆者も今年の年末ジャンボは20数年ぶりに西條の宝くじ売り場で一獲億金を目指し購入しようかと思っている。
その反面、真面目にこつこつ働き貯金するのが一番という気持ちもある。しかし7億円は途方も無くケタ違いの金額であり、夢を買うことにしますかね。