朔北美術協会が歴史語るマップ制作 100体以上のブロンズ像など紹介
朔北美術協会は市内にあるブロンズ像などの位置を記したマップの制作を進めている。市田秀会長は「稚内の歴史に触れることが出来るものにしたい」と編集作業を続けている。
昭和49年に設立した朔北美術協会の創立45周年事業として今春から制作しているもので稚内の歴史や伝承、偉業を成し遂げた人物や動物など称えるため作られたブロンズ像やモニュメントなど広く知ってもらうため会員が市内各所を回り、100カ所以上の像や記念碑を写真に撮り、マップで位置を紹介する。
写真家の斉藤マサヨシさんの協力を受け、北海道の生乳生産量100万㌧の突破などを記念して宗谷岬に建立された「あけぼの像」、稚内公園にある南極樺太犬の供養塔、氷雪の門、宗谷公園のコーヒーの石碑などを地図に貼るなどの作業をし年明けの完成を予定している。
市田会長は「稚内には100カ所以上のブロンズ像があるのが分かりました。歴史を知る手段として観光客や市民に知ってもらい活用して戴ければ」と話していた。