恒久平和へ灯籠158基 3日北防ドームで子育て平和祈念の灯
第14回稚内市子育て平和記念の灯は9月3日午後6時から北防波堤ドームで開かれる。
昭和58年9月1日に発生した大韓航空機撃墜事件で犠牲となった日本人28人を含む乗客269人の慰霊と世界の恒久平和を願う平和記念の灯には、大韓航空機撃墜事件遺族会を代表し、事件で当時20歳の兄を亡くした川名正洋さん=静岡県三島市=と、当時32歳の父を亡くした山口真史=兵庫県西宮市=の2人が出席する。
オープニングで昭和61年の子育て平和と市宣言の際に作られた子育て平和の詩「みどりと愛と平和と」が稚内フラウエンコールによって合唱されたあと、ドーム内に100基、市役所前に50基、活動拠点センター前に8基の灯籠を点灯され犠牲者の御霊を供養する。
平和の灯実行委員会は、当日午後4時から灯籠の準備に協力してくれる市民を募集している。