故郷で子供達に手解き ガウディ研究者の田中さんがアート教室開く

 稚内出身でガウディ研究者・建築家の田中裕也さん(66)=スペイン・バルセロナ在住=によるダンボールを使ったアート制作が12日、キタカラで開かれ子供たちが協力し巨大なピーマンを作った。
 夏休みで稚内に帰省している田中さんが物を作る楽しさを知ってもらいたいと開いたもので、小学1~5年生と保護者ら30人余りが参加した。
 田中さんが子供たちに嫌いな食べ物を聞き一番多かったピーマンを作ることになり、参加した子供たちは3㍍ほどの大きさになるようグループに分かれてパーツを作り、最後に組み立てし〝おばけピーマン〟を完成させていた。
 田中さんは「上手いとか下手ではなく、子供たちの個性が集まって一つの立派なアートができました」と子供たちを褒めていた。
 完成した作品は1カ月ほどキタカラアトリウムに展示される。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です