海の駅に米国と長崎県佐世保からのヨットが世界・日本一周で寄港
第2副港の海の駅に世界一周の旅をする外国船籍と、日本一周旅のヨット2隻が寄港した。
アメリカ人の男女4人が乗船する世界一周中のヨット「エルカノ号」(30㌧)は5月下旬、アメリカオレゴン州北西部のポートランドを発ち、8000㌔以上ある太平洋を40日間かけ横断し10日朝、稚内に入港した。入国手続きなどを終えたあと男性船長ら4人は「明日、稚内を発ち小樽に向かう。日本では横浜など港町を回り日本の旅を楽しみたい」と話していた。
ヨットで日本一周の旅をする佐世保から来た町清二さん(70)が所有する「ひまわり号」(5㌧)は4月11日佐世保を出発し6月下旬に北海道入りしてからは日本海側を航行し先週末の7日午後に稚内に着いた。
冒険好きの町さんは過去にヨットで九州一周、自転車でイタリアやドイツなどで旅をした経験がありヨットでの日本一周は今回が初めて。「小さなヨットで横揺れが激しく航海中は恐い目に何度も遭ったが、旅は最高」と話していた。