時の話題 「禁煙」
煙草を止め8月で16年になる。33年間、ほぼ2箱欠かさず、麻雀をやった日には軽く3箱を超えていただけにニコチン中毒は半端でなく止める時は七転八倒した。
今月から改正健康増進法が施行され役所や病院など敷地内での喫煙が出来なくなった。稚内の市立病院では病棟の外に灰皿が置かれ愛煙家が紫煙をくゆらしていたが、そのような光景は今後お目にかからなくなる。愛煙家は肩身が狭くなるばかりのようである。
煙草は喫う本人は勿論、周囲の人にも迷惑をかける受動喫煙が健康上問題化しており、家族連れが来店するような飲食店は禁煙になる。ただし30坪以内のスナックなどでは猶予されており、パチンコ店や雀荘などもその対象外にはなる。
麻雀に煙草に酒と三拍子揃った生活をしていた筆者にしてみれば「愉しみを余り取るなよ」と言いたいところだが、世は(自らを含め)健康ブームで致し方ないところか。
ところで新築される道議会庁舎の自民党会派の部屋に喫煙場所が設置されようとしており論議を呼んでいる。
道はこれまで喫煙スペースを設け分煙に対応してきており、道民の代表である道議の先生がその流れに逆行するような事をするのは道民代表、即ち道民の範には成り得ないのではないのか。
愛煙家にも喫う権利があるのは分かるも役所の方針に反旗を翻し臭いと脂が消えない場所の主となるのに抵抗がないのだろうか。他人様に迷惑掛けない所で喫えばいいだけの話である。
息子が禁煙に挑んでいるが、結果は?