参院選あす公示 道選挙区 9人出馬か混戦模様

 参院選が4日、公示される。
 「老後資金として30年間で年金のほか2千万円必要とした」年金問題を含む社会保障制度が争点となる中、自民、公明の与党は前回平成16年の参院選から3増えた124議席(選挙区74、比例区50)のうち非改選の70合わせ過半数の123議席(今参院選では53議席)獲得を目指しており一方、立憲民主党など野党は32ある一人区の候補者を一本化し対抗する。
 投開票は21日。

 道選挙区(改選定数3)には自民党の高橋はるみ氏(65)=前道知事=、岩本剛人氏(54)=前道議=、立憲民主党の勝部賢志氏(59)=前道議=、国民民主党の原谷那美氏(35)、日本共産党の畠山和也氏(47)=前衆議=、幸福実現党の森山佳則氏(52)、労働の解放をめざす労働者党の岩瀬清次氏(66)安楽死制度を考える会の中村治氏(66)、NHKから国民を守る党の山本貴平氏(44)の9氏が立候補する予定で、前知事の高橋氏の票の取り方によっては自民党が目論む2人当選に波乱が生じることもあろうか。
 参院選は政権を担う政党を選ぶ選挙ではないが、参院選の結果によっては政界地図が変わる徴候も出てくる。
 従って国民は参院選だからと軽く見ず、棄権せず投票する義務と権利を行使しなければならない。

「朝倉道選管支所長が談話」
 第25回参院選公示日を迎えるに当たり朝倉道選管宗谷支所長は、今回の選挙は、令和という新しい元号のもとで行われる初めての国政選挙であり、我が国の社会情勢が大きく変化する中において、新たな時代を託すべく私たちの代表を決める重要な意義を持つものであります。
 有権者の皆様には、選挙公報やテレビなどの政見報道、インターネットで得られる候補者や政党の政策を見極め、大切な一票を投じられることを願っております。
 近年の選挙においては、若年層の投票率の低迷が続いており、特に20代の投票率が低い状況にあります。皆様一人々々の一票は日本の将来、自身の明日に繋がる貴重な一票であり、自らの意見を国政に届けるためにも積極的な投票参加をお願いします。
 仕事などで投票日当日に投票に行けなくても期日前投票や不在者投票制度を大いに活用してください。
 候補者はじめ選挙に携わる方々には、今回の選挙が明るくきれいな選挙となるよう、ルールを守った選挙運動を行って頂きたいと強く望んでおります。

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