甲子園出場目指し 大谷高野球部2年ぶり全道大会出場
30日、士別市ふどう球場で開催された第101回全国高校野球選手権大会名寄予選決勝戦で大谷高が士別翔雲に13対10で勝利し優勝。13日から旭川スタルヒン球場で開催される北北海道大会への2年ぶり32回目の出場が決まった。
大谷高は29日午後の準決勝で天塩高に14対0と5回コールド勝ちし決勝に駒を進め、春の甲子園で惜敗した士別翔雲と対戦した。
1回表、士別翔雲の3ランホームランで3点先取されたものの、2回裏には3点を返すなど両校譲らない接戦となり、7回裏の大谷は3塁打など長打で打線が繋がり一気に6点を上げた。父母や吹奏楽部の応援にも熱が入る中、9回表には士別翔雲に1点返されたものの、接戦をものにし勝利した。
大谷高野球部の本間敬三監督は「打線が上手く繋がり勝利することが出来た」と決勝戦を振り返り「あと4回勝利すると甲子園。チームの課題を解決しながら挑戦して行きたい」と話していた。
16校が出場する北北海道大会代表校の組み合わせ抽選は、5日午後2時から旭川スタルヒン球場で行われる。