RUN伴が雨中、宗谷岬スタート 市長もリレーに参加
認知症患者とその家族、支援者がタスキを繋ぎリレーで全国を縦断するRUN伴2019が29日、宗谷岬からスタートし、参加者が市内に設けられたルートを走り、認知症への理解を訴えた。
RUN伴は認知症フレンドシップクラブ(東京)が主催し平成23年に北海道で始まり、9回目の今年は宗谷岬~沖縄まで全国を縦断する。
道内では7月28日までの期間中、6ブロックに分け実施され、3回目の参加となる稚内では市内37チームから145人のランナーが宗谷岬~市役所までの42・6㌔18区間でタスキを繋いだ。
出発式で工藤市長が「認知症は他人事ではなく地域で助け合い地域共生社会を作っていきたい」と挨拶したあと、小雨が降る中、午前9時にスタートした第1走者の工藤市長と藤原市生活福祉部長ら市民20人は1・5㌔を歩き次の走者へタスキを繋いだ。その後、参加ランナーは走ったり歩いたりしてリレーをし、ゴールの市役所を目指した。
タスキは次の開催地の旭川へ引き継がれ、11月までにゴールの沖縄に到着する予定。