漁業の魅力などPR 振興局が稚高生対象に説明会
宗谷総合振興局(水産課)は27日、稚高商業科1年生を対象に、地域版漁業就業支援フェア説明会を開き、漁業の現状や魅力を伝えた。
漁業の新規就業を促進するため、振興局の独自事業として高校生、大学生を対象に説明会など開いている。
27日午後、稚高商業科1年生26人の説明会では、振興局や市職員が漁師の仕事、稚内市の水産業についての話をし、稚内漁協所属の組合員が平成27年までの10年間で90人減少していること、漁業者の高齢化など課題はあるものの「漁師になったことで稼ぎや自由時間が増えたという人もおり、新規就漁者には支援制度があるので将来の選択肢の1つにしてもらいたい」などとPRしていた。
7月2日には稚内北星大学、同10日には大谷高で開かれる。