航路、JR問題に苦言 稚内に縁深い岩本氏来社

 7月の参院選に道選挙区(定数3)から自民党公認として立候補するのが確実な岩本剛人氏(54)が24日、稚内プレス社を訪れ「何かと縁ある稚内の皆さんに協力して戴きたい」などと支持を呼び掛けた。
 今春まで道議を5期務め自民党道連では幹事長、副会長など要職を歴任。前道知事の高橋はるみ氏と共に自民党候補として国政に打って出る岩本さんは午前9時半過ぎ、縁戚の間柄にある吉田正人道議と共に本社を訪れた。
 188㌢の長身で学生時代、野球をしていた岩本さんは「地域のため、とりわけ稚内、宗谷管内には縁があり地域の産業を積極的に発信し、食と観光をリンクさせた経済など交流を促すと共に、担い手や労働力不足に特効薬はないが、国への働きを強めて行きたい」などと述べた。
 休止となったサハリン航路については将来の日ロ平和条約締結を見据え、先ずは経済などでの交流の旗振りを努めたいとし、懸案のJR問題では「宗谷線名寄~稚内間の乗車状況などJR北海道と沿線自治体が情報開示していくことが何よりも重要なことでしょう」と語気を強めた。

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