恵北で送電線工事 北部風力発電㈱が中川までの80㌔で敷設整備

 道道稚内幌延線沿いの恵北など大規模な送電網整備工事が行われている。
 再生可能エネルギー事業などを展開するユーラスエナジーホールディングス(東京)などが出資する北海道北部風力発電㈱が道北地域での約60万㌔㍗の風力発電用に敷設しているもので、恵北~中川間の北電の施設までの80㌔を送電線で結び豊富町に電力を安定化させるため世界最大級の蓄電池が設置される。
 送電網などの工事は昨年10月から着工され恵北~樺岡間に電力線などを張る高さ50㍍前後の鉄塔が数基建てられており、中川までの間に270基余りの鉄塔が建設される。
 市によると、送電網事業での関連資材、輸送、人件費など経済効果が10億円に上るとしている。

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