こうほね沼の水戻る ポンプで地下水汲み上げ
水が干上がっていた浜勇知のこうほねの家の前にある沼に水が供給され、徐々に元の姿に戻りつつある。
沼の水が減り始めた10年ほど前から市は沼から100㍍ほど離れた場所にポンプを設置し地下水を汲み上げていたが、昨年6月の落雷により壊れてしまい沼の水が減り今年5月までに干上がった状態になってしまった。新たなポンプを設置し試運転を終えた20日午後1時半過ぎから地下水を汲み上げ沼に水が戻ってきた。
汲み上げる水の量がそれほど多くないことから一周400㍍の沼の水が満水になるには2週間程度かかるという。
21日午前、水が張った沼を見た市民は「干上がった沼を見た時はビックリしました。観光客が多く立ち寄るので沼に水が戻って良かった」と安堵していた。
市は、環境省や周辺の海岸を管理する道と連携しながら沼の環境を維持していきたいとしている。