前浜でもコンブ早採り 7月の漁解禁を前に間引き兼ね
7月のコンブ漁解禁を前に、稚内前浜で間引きなどを兼ねたコンブの早採りが行われている。
今年は例年よりコンブの繁茂状況が良く本採りを前に、コンブの成長を促すため間引きする早採りで、11日に続き2回目となった20日、午前5時に出漁した漁師たちは宝来~ノシャップなどの前浜でコンブを採取したあと午前7時までには干場へ戻り、家族総出で天日干した。
朝方にかけて波も穏やかだった20日、沖では桁引き船、浜では磯船がナマコ漁をしておりコンブ漁をする人は少なかったが、宝来地区の漁師は「間引きだけに未だ細いが、本採り前までには良いコンブに成長するだろう」と期待を寄せていた。