稚内漁協の夏ナマコ漁始まる 桁引きは出漁できず

北防波堤ドーム裏で漁をする磯船

きょう水揚げされたナマコ

 17日に解禁された稚内漁協の夏ナマコ漁が19日から始まり、宝来地区の前浜で磯船が採取合戦を繰り広げた。
 17日からの2日間は波が高く出漁できなかったが、晴れて天候が回復した19日、北防波堤ドーム裏周辺の漁場で15隻余りの磯船が出漁し、漁業者が箱眼鏡で海中を覗きナマコを採取していた。
 午前5時に出漁し漁を終えて午前11時前、浜に戻った漁業者は20㌔ほど水揚げし「風が強くて早めに切り上げる漁師仲間が多かったが、初日としてはまずまず。あすは風も収まる予想で漁日和になりそうだ」と期待していた。
 沖はシケていたため桁引き船は出漁できなかった。
 夏ナマコ漁は8月中旬まで行われる。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です